考えごとのひとりごと

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がんばりすぎないための、こころの処方箋

ASDにとってエンジニアは適職か

ASD 適職」で検索をかけると、「学者、芸術家、ITエンジニア」あたりがヒットする。

 

「あまり人とコミュニケーションを取らなくてよい」みたいな書かれ方をされることもあるけれど、そもそも、エンジニアはコミュニケーションを取らなくて良い職業では無い

仕事中他の技術者とのコミュニケーションは必須だし、年齢を重ねれば要件定義でユーザーのもとへ駆り出されるし、出向先では半ば営業のようなこともするし、私のように、電話応対を毎日何十件もしながらの作業になるかもしれない。(ベンチャーは分からない。SESだったり、長く続いている企業ならばその可能性は高い)

とりあえず、「PCとだけ話していればいい職業」ではないです。そう思ってITの門を叩く人が多いと人事が言っていました。それが魅力と思って入るとちょっと辛い思いをするかもしれません。

 

「技術力や知識がある。けど人と接するのに抵抗がある」なら、出向はなく本社勤務だとか、環境を選べばいいところに出会えるかも。

自分の環境で、開発に集中できるところだとASDは最強になれると思います。という話です。

 

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私は新卒でIT企業の技術職に入りしばらくして気づいたが、グレーゾーンらしき方が多く在籍していた。「隣の席の人は明らかにASDだな」みたいなことが割とあった。

業界的にはコミュニケーションをとるのが苦手な人は普通に多いのだが、いかんせん彼らは飛びぬけて会社に馴染めない。私も軽い不注意型のADHD傾向があるので「そういう人もいるよね」くらいの感覚だが、理解を得られるケースは少ないようだった。

特にだめになってしまうのが、ASDの苦手分野を押し付けられてしまうとき。

 

ASDは設計になると大変。開発は環境次第で適職になる

私の周りにいたある人の特徴だが、

・会話で意志疎通を図るのは苦手(文面ならOKだが、なんでも文字通りに受け取ってしまうので難しい場面もある)。それについて上司など周りの理解が無い。

・感覚過敏があり、少しのほこりも気になってしまったり、どんなに暑くても上着を脱げない 

・とにかく人一倍こだわりが強い

・人の気持ちや、言葉の意味を理解するのが苦手(だけれど、「仰っている意味が分かりません」ときちんと伝えられるので、努力なさっている方なんだと私的には思う。上司はキレるが。)

・表情を表に出すのが苦手

このほかに、彼には吃音があり、本人がそれをかなり気にしている。(上司が威圧的なので拍車がかかり、さらに言葉が詰まる。無理もない。。)

とはいえもともと業務上の知識はあるので、設計書に準じていればあとは自分のこだわりで出来る設計は向いているようだった。

しかし設計になると、ユーザーの要求や、その後に開発するプログラマのことを考えてとにかくわかりやすくしてあげる努力が必要になる。

 

ASD「先のことを見通す」ことが苦手である。データベースの容量がこの設計のままだと30年後に足りなくなりそうだとか、変数は将来のためにこれくらい用意しようとか、こういう状況下だとバグが起きるんじゃないかとか、あらゆるケースを想定して「すべての可能性を網羅して問題なく動くもの」を設計するには結構ハードに頭を使う。

恐らく「自分のルールで作れて、とりあえず今動けばいいもの」を作るのなら問題ないが、「他人に渡してもずっと動くもの」を作るハードルが高い。そのためASDは開発向き。設計をやると大変そう」というのが私の印象。

intome.jp

↑こちらの記事が大変参考になりました。

ASDがITエンジニアになるなら、設計から開発まですべてを行うのではなく開発だけをひたすらできる環境に身を置いたほうがハッピーだと思う。エンジニアというかプログラマが向いているのではないか。

とにかく、ASDに理解ある環境かどうかが大事

ASDとか、ADHDとかの特性に理解がある職場でない私のような会社の場合、呼び出されて説教ガン詰めはデフォルトなので逃げたほうがいい。なんでもかんでも根性論で来るので。どうやっても出来ないものを、できるようにさせようとするのは、お互いに辛いだけだよなって見てて思った。

彼らが会議で「もっと人の気持ちを考えて行動しろ」と人前で何時間もガン詰めをくらうことがしばしばある。

それが出来れば苦労しないだろうよという感じだが、会社もどう接したらいいのか分からないし、かと言って対応を変えようとはしないのでどうすることも出来ない。そういった環境からは離れたほうがいい。もっと人事や上司に余裕と知識のある場所を探そう。

 

 

★私自身の話はここに置いておきます。 

sunagimomo.hatenablog.com