考えごとのひとりごと

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「女の幸せ」ってなんなんだ

こんにちは。内定先ではついに早めの研修期間に入り、とうとう社会人になりつつある、すなぎもです。

 

タイトルにもある通り、「女の幸せ」って言葉はよくわからないものだなあ、と最近思っています。というのもきっかけは彼氏に「子どもを持つ気はない」と宣言されたことなんですが。

私は経済状況的にはわりと恵まれて育ったものの、「女らしく」といった社会規範ガチガチな家庭で窮屈な思いをしていて、

「男の子じゃないんだから」とレゴブロックを与えられなかった経験から、もし自分に子どもが生まれるとしたら、男の子でも望めばシルバニアファミリーを買ってあげるような親になろうと考えてました。

でもバイト先のパートさんに、彼氏が居ると告げた途端に「結婚は考えてるの?」と質問責めにあったり、「運転免許持ってないの!?将来子どもが生まれたら送り迎えとかで必要になるのに!?」と散々言われて、この世代(40~60代)の女性は結婚して出産する人生しか考えていないのだと知り、違和感を覚えたんです。

 

結婚しても、なかなか子どもができないと「お子さんは?」「あの家は子どもができないのかしらねえ」と言われる。子どもが出来ても、その子の進学・就職でまたランク付けが始まる。結局人はないものねだりで、「女の幸せ」は女性自身がとってつけた、自信をもって言える社会的役割にすぎないのではないかと。

それでは「男の幸せ」とはなんだろうか。女遊びをすること。酒におぼれること。いろんなイメージがあるが、たいてい生活を女に任せられる自由を指している。

男も女も、それぞれの社会的役割をアイデンティティとしているだけのこと。

 

自分はレズビアンだと告白してくれた友人がいる。

その友人は、男性に思いを寄せている女性に恋をしていて、状況的には切ないものがあるが、「自分が抱えていた違和感が晴れて楽になった」と言い、あっけらかんと楽しそうにしていた。「自分は子どもを産むことはないだろうと思う」と母親に宣言して、1人暮らしを始めて、ようやく楽になったのだという。

これまで女子校育ちで、男性恐怖症かもしれないと話す友人もいる。

「男性の性的にごつごつしたところとかが苦手。下ネタも気持ちが悪い」と話していた。お嬢様育ちなので適性が無いだけかもしれないが。

この彼女たちが幸せじゃないのかというと、そんなことはないだろう。

 

私の彼氏は母親に女手一つで育ててもらったこともあり、結婚にあまり良いイメージを持っていないのだろうと思う。まあ確かに、4組に1組は離婚する時代である。約束を確証してくれるものでもない。

私はどんな幸せを望むのかというと、素の自分をさらけ出せる男性がいればよくて、たしかに子どもも欲しいしウエディングドレスも着てみたいけれど、子供がもし出来なかったら、ぎりぎりの年齢まで大変な思いをする不妊治療はせず「これも巡り合わせだから」とすっぱり諦めるだろうなと思う。そんな人生もまた、私の人生である。

将来のことを考えて、ビジョンが見えない不安から、「別れたほうがいいのでは」とよぎったことも何度かある。でも結局、性格も価値観も合う彼とは、一緒にいたほうが私の人生が100倍楽しい。なんだかそれで、もう充分な気がしてきている。

 

今の若者は恋愛離れしているとはよく言ったものだけれど、単にお金がなくて時間がないからだ。そのなかで自分の生活を保つので精一杯。そんな姿を鼻で笑われる世の中、どうかしていると思えてならない。

そんな中で自分と気の合う人と巡り合い、たまに牛丼に温玉をのせて「今日はちょっとリッチだねえ」と二人でケラケラ笑っていられる暮らしがあればそれでもういい。いつどっちかが病気するか、事故するか、わからないのだから、それまで一緒にいればいい。

もうすこし、自分にも他人にも優しく、あせらず、ゆっくり生きて、誰かの尺度ではなく自分で、死ぬときに「幸せだった」と言える人生にしたいなあと思う。