リクルートスーツが喪服に見えてならない
すなぎもです、こんにちは。
こんな就活生にまつわる記事があって驚きました。twitter等で話題ですね。
非通知電話を企業がいち個人に掛けることを、なぜおかしいと思わないのか。
就活生ってこんなにも弱い立場なのだと実感するばかりです。
3/1、情報解禁。就活が本格的にスタートしました。
就活生のわたしもスーツの上から羽織ったコートを外で脱いで、ブルブル凍えながら、ふだんはライブ会場になるようなデカい場所でやる合説に行ったりしています。
就活生になってから気付く事ってたくさんあるんですね。
学歴フィルターがあるとかないとか、意識高い系学生の行動とか、ぶっちゃけ社風どうなのよとか。
自分の人生を否が応でも振り返る時期でもあります。すごく辛いけど、最後のモラトリアムなので、悩み倒したら良いのかもしれないなと思う今日この頃です。
実際、どデカい会社に行ってびっくりしたことがありました。
・黒オンリーのスーツの群勢に圧倒される
黒いスーツの集団。同じ髪型、同じ服装。
金融・証券業界はさらに、同じ姿勢、同じようなメモ帳。そしてメガネ率の高さ。
喪服かよ?誰か死んだのか?お別れ会か?
そんな風にしか思えませんでした。
かく言うわたしもその服装の一人なのですが。
これから出荷されるのを待つだけの冷凍マグロになった気分でした。
いつから就活は黒のスーツになったんでしょうかね。
男の人は今後もその黒スーツは使えますが、女の人にはフォーマルな場で「黒」のスーツはほぼ登場しません。
夏のクールビズも、女性はジャケットを脱いではいけないし、半袖で肌を露出してもいけません。
こんなにスーツに制約が多いならハナから女性にスーツなど着せなきゃ良いのになあ。
今時のランドセルはこんなに色があるのに。
最近はチャコールグレーや紺でも良い説がありますが、就活生という生き物は真面目で従順なので、変わりっこないんだろうなと思います。
この働きアリの軍勢がぞろぞろと出荷される光景に、本気で気分が悪くなってしまいふさぎ込む方も居ると聞き、お気持ちがすこし分かりました。
⑵お母さんと一緒に合説に来ている男子がいた
親同伴の合説なんて、都市伝説かと思ってましたが、ガチでした。
いやいや、のっぴきならない事情があるんだろうよ?と思ってたら、
フカフカの椅子で「分かったよ帰るよ〜」と息子が横柄な態度を取っており、そんな様子はうかがえず。
すごいですね、未だに「うちの子が心配」と保護者向け就活セミナーが開かれる時代です。いつも満員御礼、立ち見もいるくらいだそうで、大学に来るキャリアアドバイザーも頭を抱えていました。すごく熱心にメモを取り、「一流企業に入るために親にできることは?」と質問が飛び交うんだとか。
お受験かな?
それでも、比較がすぐできて面白いので、合説に行くのは割といいかもしれないと思いました。
ただ、回り方は大事ですね。適当に一日中ダラダラ居座ってる人だらけでした。主催者的にも集客が命ですから一日中居心地が良いようにお昼を用意したりセミナーのスケジュールをバラしたりします。
サッと聞きたいとこだけ聞いて帰って、家に持ち帰り比較して作戦を練る。どっちが良いのかは人によります。
どっちにしようか先に決めとかないからダラダラするはめになるんだと思いました。人のふり見て我がふり直せですね。
後から「こういう企業が自分は面白いな、とか反対に、無理だわ〜って思ったな」ってなにか感想を持ち帰れたら、それだけでも実りある1日になるはず。
そうした毎日の積み重ねが就活なんですね。。
さて、今日も頑張って生きるぞ。