考えごとのひとりごと

考えごとのひとりごと

がんばりすぎないための、こころの処方箋

入社1年、第二新卒で転職しました

結果としては、ふつーに内定とれました。

もっと難航するかと思ってました。ブラック企業に入ったとしても、なんとかなるってことですね。

前の会社は、管理職を滝に打たせる・休日に新人をスポーツイベントに強制参加・明らかに過剰なノルマ(人の倍の量)・社員同士のいじめ・給料が安い ・・・など、まあまあ社会の闇を詰め込んだところだったので、辛抱強い私も病気になりました。

時を同じくして同期も心身を壊していたので、やっぱりヤバい所だったみたい。

ということで、退職してから第二新卒として転職活動をしました。

 

 

「やりたいこと」タイプか、「ありたいすがた」タイプか考えた

自分がそもそもなぜ前職に入ったのか?なにが不満だったのか?次の会社ではなにを解消すれば自分は幸せと思えるのか? といったことを紙に書き起こしてみた。不満しかなくても書き起こして認識する。それが転職活動時の「条件」になるから。

「自己分析 やり方」とかで検索掛けてやってみたりした。そうしてると、めちゃくちゃ胸に刺さる記事に出会った。

 

『やりたいことなんかないけど、しあわせでいたい人の話』タマノモリ

http://dutoit6.com/183

ビジョン型は、目標に対して近づいてる感をしあわせと呼ぶ。
価値観型は、自分の価値観が満たされている状態をしあわせと呼ぶ。

今の「やりたいのがあたりまえ社会」では、僕らは
「①きみは何がやりたいの?
じゃあ、②それってどうやったらできるの?」
と、問われます。

でも気づいたのは、私の順番はそうじゃないんだ、ということです。
「そもそも、①どういう状態だったらきみは幸せなの?
そして、②それって何をやってると満たせるの(≒きみは何がやりたいの)?
じゃあ、③それってどうやったらできるの?」
私は、この順番なんです。

わたしは価値観型・「ありたいすがた」タイプのほうに当てはまる。

「10年後の目標を具体的に言ってください」とかよく面接でも聞かれるけど、うまく答えられない。だって「10年後なんてわからないけど、どうなっていても幸せでいたいので、今できることを頑張ります」って思うから。

性格的には「人の役に立っている」ときに「わたしってやるじゃん。あなたもハッピー、わたしもハッピー、最高だね」って思う。適性とか色々考えた結果、そのツールとしてITを選んで、エンジニア職の門を叩いたのだ。

でも前職では「とりあえず動くもの」を作ることで手一杯な職場で、ユーザーの事など考える人はどこにもいなかった。ギャップを感じたのはそこである。(実際にはとりあえず動きもしなかったりする。常に炎上してるので。。)

 

これを当てはめると、

①どういう状態だったらきみは幸せなの?→「人の役に立っている」とき

②それって何をやってると満たせるの(≒きみは何がやりたいの)?

→自分の仕事で「役に立つ」ものをつくれたとき

③それってどうやったらできるの?

→役に立つモノづくりをしよう、そういう技術者を集めて育てようという会社に入ることが優先。

次に行く会社は「とりあえず適当な仕事をしとけばいいじゃん」的な価値観ではないところが合っていそうだという結論に至った。

 

私に合う転職エージェントはどこ?

今回の転職活動では、転職エージェントを使った。第二新卒向けのものをいくつか回って、2社を併用してみた。

 

A「求人は質より量。とりあえず20社応募して10社面接、3社内定を目指していきましょう」といった、求人数は断トツに多いが、求人を受け流すだけの、あまり情報を持っていないエージェント

B「求人は量より質。私の知っている会社であなたに合いそうなところがあるのでご紹介します。そのため書類はほぼ通ります。応募は4社にとどめましょう」といった、求人数は少ないが、情報に長けたエージェント

C「20代のうちに他の職種を受けてみませんか。キャリアチェンジをして1年やって合わなければまたすぐに転職すれば良いので」といろんな職種の求人を勧めてくる(チャラくて敬語を使わない)(イケイケな感じの)エージェント←私の性格に合わないので×

 

他にも「初回面談時の担当が異動したので、もう一度初回面談を受けてほしい」、「適応障害の発症歴があるなら、完治証明書を出してもらわなければ初回面談は受けられません」とか色んな転職エージェントがあった。(完治証明書を提示しろなんて会社、どこにもなかったけどね。通院していない旨を伝えれば問題ない)

とりあえず1社だけを使うと、出会える求人が狭まってしまうと思い、AとBを使うことにした。

とはいえ、Aの「20社応募」というのはさすがにスケジュール的にも無謀だし、いかんせん求人の質が悪いので(私や会社の条件にそもそも合っていないものが大半だった)20社も受けたいところがない。「45hみなし残業制」とかごまんとあって、オイオイってなった。

間をとって、Aから4社、Bから4社ずつ受けることにした。

 

結局AからもBからも内定を取ったが、Bのほうで入社を決めた。

Aで受けたところは「とりあえず適当な仕事をすればいいじゃん」なところだったし、エージェントからもそんな様子が見て取れたからである。

びっくりしたのは私が「次で働くところでは長く腰を据えて働きたい」と初回面談時に伝えていたのにも関わらず、「紹介したところでは10年居る人はまず居ませんね、5年くらいで他所に転職します」と普通に言っちゃうところ。

いや、結果として5年で転職するのは良いけど、はなからすぐに転職するつもりで入社するのはどうなんだろう。そしてエージェントさんも、紹介した会社も、それを見越してるってどうなんだろう。結局は沢山入って沢山辞めるので人数が欲しいだけの話らしい。おかしくない????? 

内定は他社にする旨を伝えると若干もめたが、「次に転職するときは4,5年先になるかと思いますが、その際にもまた弊社サービスをご利用頂ければ幸いです」と最後にメッセージが届いた。違和感を感じるのは私だけ…?

 

一方、Bで受けたところは長く働けそうなところで、

エージェントも「私は好きなことより、適性と志向性が合うことを仕事にするのをお勧めしています。好きなことより、できることを仕事にすれば、そのうち結果が出て好きになります」と、キャリアについて助言してくれた。

内定が決まったのは、人手不足な業界であること、第二新卒という若さだけが理由ではなく、

適性があるか・前職を振り返って、転職理由がきちんと説明できるか・それを転職先で解消できるか… とか色んなことがマッチしたところだった。

逆にそこまで考えられるのにブラックに居続けるのはもったいないよな~と思った。

 

次の会社がほんとうに働きやすいかどうかは、働いてみないとなんとも言えないので怖いのだけれど、前の会社を辞めて良かったってことは強く思うし後悔もない。

ほんと、いい会社でありますように。。。と願うとともに、転職先が決まってひと安心といったところです。

 

 

 

 

休職して気づいた、時間の大切さ

職場の新人いじめやパワハラに疲れ、気が付けば通勤時に過呼吸になっていた。

初めて心療内科に行き、いろんな検査を受け、「適応障害という診断が出ます。早めに来院して頂いて良かった。もっと我慢しているとうつになっていたでしょう」と言われた。

 

思えばこの一年、とても苦しい思いをしていた。女性社員からはいびられ、上司からは新人の私に許容量を遥かに超えるノルマを課し、同期は私以外仲たがいしているので仲介役になり、土日の社内強制参加イベントにも嫌々行って、休憩時間にも仕事をして、それでも「新人のうちは慣れだから」との言葉を信じて粛々とこなしていた。

女性の先輩はわたしをこき使うし、仲間外れにして小言を言ってくる。

けれど、私はここに仕事をしに来ているんだ。職場に友達を作りに来てる訳じゃない。だから一人で大丈夫。そう思って頑張っていた。

そんな私に限界がきたきっかけは、上司が管理職研修で滝に打たれに行き、会議で仕様に関する理不尽なガン詰めを受け、土日の社内イベントに足を引きずって出席した、トリプルコンボだった。

 

友達に「上司が滝に打たれた」と笑って言ってみたら、「お前の会社やばいんじゃないか?」とドン引きされて、「ああやっぱりまともじゃないよな」と心底安心した。

自分でも、まともではないことは分かっていたが、どうにかガマンしようとしていた。上司や先輩にも弱音を吐くと「新人のうちは我慢だ」と言われていたし、社会とはこんなものなのだと思うしかなかった。

今では、「それがまかり通る会社もある。いいのか悪いのかはさておき、私には合わなかった。それで十分じゃないか」と考えられるようになったが。

 

業務改善が通る環境でもないし、退職すると決めたが、一ヶ月休職をしてからということになった。会社都合にされないためなのか知らないが、一度考え直してほしいとのことだった。

 

休職してやったことといえば、

満員電車では過呼吸が怖いので、まず電車を使わずに散歩した。

溜まっていたゲームをやって、これまで寝れなかった分、たくさん睡眠をとった。

時間が無いからと買わなかった本をいくつか買った。

そういえば最近の音楽を全く知らないことに気づく。流行っている曲を片っ端から聞いた。お気に入りの歌手が増えた。

 

なんだか、「時間の使い方」のリハビリをしているようだった。

 

そうこうしているうちに、混んでいない電車になら乗れるようになった。急いでいないので、急行でなく各駅停車の電車に揺られる。

急行に乗っていると座れなかったのに、各駅だとこんなに席が空いているのかとびっくりした。10分遅れるだけで座ってゆっくりできるならこれのほうが良いかも、なんて思った。

「ただいま、前の列車との間隔調整のためしばらく停車いたします」といったアナウンスも、みんな気にも留めず、イライラすることなく、本を開いて待っている。

時間に余裕があるだけで、こんなにも変わるのか。

 

渋谷駅に着く。両手に杖をつき、大きな荷物を持ち、大変そうに階段を下りているおばあちゃんが居た。ハチ公前に続く階段で人通りが激しく、誰も手を差し伸べずに邪魔そうにしながら通り過ぎていく。

荷物を持ってあげようと声をかけると、「私、歩くのに時間がかかるの。お急ぎでないかしら?」と一度断られた。

「いいえ、急いでないので大丈夫です。ゆっくり行きましょう。」

 

来たる退職日、社長から、「君は一生懸命に頑張ることで解決しようとしていたんだねえ」と、協調性のない人間であるかのような言い回しをしてきた。

いろんな人に相談しても、「今は我慢だ」と言われていたから頑張ってきたのに、それはないんじゃないだろうか。ここにいる時間が勿体ないと思った。

 

ここで、勇気を出させてくれるTEDの動画をみつけたので貼っておく。

「メグ・ジェイ: 30歳は昔の20歳ではありません | TED Talk

臨床心理学者メグ・ジェイは、社会通念とは逆に20代は無駄にしても良い10年間ではない、と20代の若者に対してはっきりとしたメッセージを投げかけます。ジェイはこの刺激的なトークで、結婚や仕事や出産が人生の遅い段階で起こる傾向があるからと言って今計画を始められないわけではないと語ります。人生を決定付ける10年間を20代の若者が成人期を有効に活かすための3つのアドバイスを贈ります。

 https://www.ted.com/talks/meg_jay_why_30_is_not_the_new_20?language=ja&utm_campaign=tedspread&utm_medium=referral&utm_source=tedcomshare#t-873160

 

時間の大切さもさることながら、結局、人間いつどうなるかわからないということを学んだことも大きいような気がする。

いつ死ぬかわからないし、いつ職が無くなるかわからない。でも人生は続いていく。各駅停車のゆっくりした時間の流れ方でも、急行で満員ストレスMAXな代わりに倍の速さで進むほうでも、終着点は一緒ってことだ。私はまだ生きていく。生きていこう。人生はまだ長い。

 

 

ASDにとってエンジニアは適職か

ASD 適職」で検索をかけると、「学者、芸術家、ITエンジニア」あたりがヒットする。

 

「あまり人とコミュニケーションを取らなくてよい」みたいな書かれ方をされることもあるけれど、そもそも、エンジニアはコミュニケーションを取らなくて良い職業では無い

仕事中他の技術者とのコミュニケーションは必須だし、年齢を重ねれば要件定義でユーザーのもとへ駆り出されるし、出向先では半ば営業のようなこともするし、私のように、電話応対を毎日何十件もしながらの作業になるかもしれない。(ベンチャーは分からない。SESだったり、長く続いている企業ならばその可能性は高い)

とりあえず、「PCとだけ話していればいい職業」ではないです。そう思ってITの門を叩く人が多いと人事が言っていました。それが魅力と思って入るとちょっと辛い思いをするかもしれません。

 

「技術力や知識がある。けど人と接するのに抵抗がある」なら、出向はなく本社勤務だとか、環境を選べばいいところに出会えるかも。

自分の環境で、開発に集中できるところだとASDは最強になれると思います。という話です。

 

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私は新卒でIT企業の技術職に入りしばらくして気づいたが、グレーゾーンらしき方が多く在籍していた。「隣の席の人は明らかにASDだな」みたいなことが割とあった。

業界的にはコミュニケーションをとるのが苦手な人は普通に多いのだが、いかんせん彼らは飛びぬけて会社に馴染めない。私も軽い不注意型のADHD傾向があるので「そういう人もいるよね」くらいの感覚だが、理解を得られるケースは少ないようだった。

特にだめになってしまうのが、ASDの苦手分野を押し付けられてしまうとき。

 

ASDは設計になると大変。開発は環境次第で適職になる

私の周りにいたある人の特徴だが、

・会話で意志疎通を図るのは苦手(文面ならOKだが、なんでも文字通りに受け取ってしまうので難しい場面もある)。それについて上司など周りの理解が無い。

・感覚過敏があり、少しのほこりも気になってしまったり、どんなに暑くても上着を脱げない 

・とにかく人一倍こだわりが強い

・人の気持ちや、言葉の意味を理解するのが苦手(だけれど、「仰っている意味が分かりません」ときちんと伝えられるので、努力なさっている方なんだと私的には思う。上司はキレるが。)

・表情を表に出すのが苦手

このほかに、彼には吃音があり、本人がそれをかなり気にしている。(上司が威圧的なので拍車がかかり、さらに言葉が詰まる。無理もない。。)

とはいえもともと業務上の知識はあるので、設計書に準じていればあとは自分のこだわりで出来る設計は向いているようだった。

しかし設計になると、ユーザーの要求や、その後に開発するプログラマのことを考えてとにかくわかりやすくしてあげる努力が必要になる。

 

ASD「先のことを見通す」ことが苦手である。データベースの容量がこの設計のままだと30年後に足りなくなりそうだとか、変数は将来のためにこれくらい用意しようとか、こういう状況下だとバグが起きるんじゃないかとか、あらゆるケースを想定して「すべての可能性を網羅して問題なく動くもの」を設計するには結構ハードに頭を使う。

恐らく「自分のルールで作れて、とりあえず今動けばいいもの」を作るのなら問題ないが、「他人に渡してもずっと動くもの」を作るハードルが高い。そのためASDは開発向き。設計をやると大変そう」というのが私の印象。

intome.jp

↑こちらの記事が大変参考になりました。

ASDがITエンジニアになるなら、設計から開発まですべてを行うのではなく開発だけをひたすらできる環境に身を置いたほうがハッピーだと思う。エンジニアというかプログラマが向いているのではないか。

とにかく、ASDに理解ある環境かどうかが大事

ASDとか、ADHDとかの特性に理解がある職場でない私のような会社の場合、呼び出されて説教ガン詰めはデフォルトなので逃げたほうがいい。なんでもかんでも根性論で来るので。どうやっても出来ないものを、できるようにさせようとするのは、お互いに辛いだけだよなって見てて思った。

彼らが会議で「もっと人の気持ちを考えて行動しろ」と人前で何時間もガン詰めをくらうことがしばしばある。

それが出来れば苦労しないだろうよという感じだが、会社もどう接したらいいのか分からないし、かと言って対応を変えようとはしないのでどうすることも出来ない。そういった環境からは離れたほうがいい。もっと人事や上司に余裕と知識のある場所を探そう。

 

 

★私自身の話はここに置いておきます。 

sunagimomo.hatenablog.com

 

 

 

SESは人間を機械にする

一緒に働いていた、会社の女性の先輩が転職するということで、飲みに誘ってくれたことがある。

ただこの先輩、与えられた仕事をこなす能力は高いが、仕事を振る能力はゼロだ。曖昧な指示を出して炎上しては後輩の能力のせいにするので、この人からOJTを受けた人間からは真っ向から嫌われている。しかも社交辞令が全く出来ない。そのためおじさん受けが最悪である。

だから正直、この会社にしがみ付いて行く人種だろうなと思っていた。転職すると聞いて初めは驚いた。しかし、転職先も母体が大きいだけのSESらしい。与えられた仕事さえ粛々とこなす能力があればこの業界は生きていけるということだ。(むしろ、それ以外の能力は余計とされるしメリットが無い)

まあ、いい先輩ではないことは確かだが、せっかくだし話を聞いてみるのもアリかな、と思い行ってみた次第だ。どうせもう会わないだろう。

 

先輩はパワハラ上等の現場で働いており、毎日遅くまで残業漬けだった。現場では常日頃から暴言を投げ付けられていた。定時で帰ろうとすると止められるだとか、そんな話をしていた。

当初の契約期間が実際にはもっと延ばされることを知り、低い給与にも見切りをつけ、転職を決めたのだと言う。

 

「転職活動をした1社目で、一回面接をしただけで内定が出て、他は落ちたので、提示された給与も大幅に上がるしここに決めた。」とのことだった。

ここで「1社目で1回面接をしただけで内定を貰ったのでそこに決めた」というのに引っかかった。さらに、内定が出たのは組み込み系だが、他にエントリーした会社はWEB系とのこと。組み込み系の同業他社で比較しないのだろうか?いろいろ引っかかる。

 

「で、君は何で転職したいの?」と訊かれる。

 

「君にはこの業界は向いてない」と言われて

私は先輩のように、現場で分かりやすいパワハラに遭っていたわけではなかった。人間関係においては陰口叩かれていただけだ。メールなどの文面にも残っていない。(というか、女性同士のいじめなんてそんなもんだ。)

エピソードを話すと、「悪口を言う人達なんて大した仕事もしていないのに。やっぱり辞めて正解だよ」と言いつつも、

でも電話を取るのは君の仕事だから、誰かと交代制にして欲しいだとか、昼休みには出たくないだとか、そういうのは良くないな」と説教というかたしなめられる。これは先輩が電話応対が苦手で「自分は取りたくないから押し付けないでくれ」という話なだけである。

「それだとパワハラエピソードが弱いな」。

 じゃあ勤務内容についての話はというと、私は「ノルマが過剰にあった。教育制度もない」という話をした。課長も事実を認めている。これに関しての先輩の答えがこれ。

 

君さ、初めて22時まで残業した時に「残業ってきついですね」って言ったよね?あれ、「無いな」って思ったよ。

普通、「みんな働いているんだからもっと残業してでも仕事したい」って思うのが新人だよね。この業界で生きていきたいと思うなら尚更。

 前から思っていたけど、君はやっぱりこの業界に向いてないね。

 

さっきまで自分がパワハラを受けて家に帰れないと嘆いていた口から出た言葉だろうか。 

先輩は5年目の技術者である。正直、ベテランに言われるならば、素直にそうっすかとなるが(ならない)、仮にも5年目がここまで言うかとびびった。自分の主張と矛盾してるのに。

ブラック企業の取引先はブラック企業であるというのは良く聞く話だが、現場のパワハラが先輩をそうさせたのだろうか。それとも元々性格がアレだったんだろうか。

「君はこの業界に向いてない」と言うが、SESという仕事自体が人間に向いてないのではないだろうかと思ってしまった。

 

出来る技術者は残業を好むのか

私が信じて疑わないのが、本当に出来る技術者は残業が死ぬほど嫌いなのではないかということだ。

効率がクソな業務をどうにかしてマクロを組んでプログラムを組んで秒でこなす。その隙に帰る。

この観点こそが、人間を便利にさせる技術に繋がる。無駄をやり続ける苦労はせず、無駄を排除するためにする苦労をする職人だと思う。

「無駄がハイパー嫌いな人種」が集まる場所と思って入った世界だったが、実際にはそんなことない。「残業代で飯を食う人種」しか居なかった。その先輩もめちゃくちゃ残業が好きである。

先輩に「君はこの業界に向いてない」と言われてみると、集まる人種が先輩みたいな人なのも確かなので、自然と「そうっすね」となった。ここである種の諦めが付いた。こういう人らと一生一緒に働くのは無理だなと。

 

先輩は大手の子会社だか下請けだかわからんが母体が大きい所に転職するらしい。でも働き方を変えることはしないそうだ。先輩は残業代の味を知ってしまった。

 

転職アドバイスは続く

その後、私へのアドバイスは長文に及んだ。LINEでめちゃくちゃ長い文章が来るのでメルマガのようだった。

「転職エージェントは早く登録した方が良い。◯月入社を目指すくらいで」

これ位はまあ言われるかなと思っていたけれど、

 「今日の午前までに登録して今週中にエージェントと面談、土日でエントリーして来週から選考、再来週に1社内定ぐらいのスケジュールで」

 ここまで細かく言われるとは思わず、いやお前誰やねんと。炎上する納品スケジュールじゃないんだからと。まだ自分の転職が成功かどうかも分からないのに。私だって就活生に就活の仕方訊かれた時には、「これはあくまで私の例であって、人それぞれでいいし無理はしない事」って毎回言いますけどね。

 私は一応と言っては何だが、この経緯に体調をぶっ壊している。メンタル的にやられたのがきっかけだという話も先輩にしたはずだった。その上で言うのは凄い精神力だなと感心した。これがブラック企業に5年務めた人の精神力か、と。

結局、SESは人間を機械にする

業務自体が向いていたのかは経験が薄いのでわからない。プログラミング自体は楽しい。だが、そこに集まる人種、環境には明らかに向いていなかったことは先輩を見て明らかだ。

会社は社員を工数としか見ていない。その割には工数とノルマが釣り合わないのだが。

仕事の遅い人や、新人が入っても、育てようとする余裕も無いので足手まといになり、残業でなんとかカバーしてボロボロになっていく。その様子を上の人はフォローすることもなく見て見ぬふりをする。誰でも自分の仕事を増やされたくないだろう。ボロボロなのは皆同じである。

納期が明らかに少ない案件しか取れないということは、単価を安く仕入れざるを得ない、相手方と交渉出来る体力すら持ち合わせていないということ。こんな状況下で良いモノづくりができるのか。

SESという業務体系は人間ではなく機械がやるべき仕事なのではないかと思う。人件費がAI導入費を下回ればすぐ取って代わるだろうがいつの時代になるのだろうか。

togetter.com

そして私の友人は、私が「◯月までに転職出来てるかな…」と漏らすと「焦ってまたブラックに行くくらいなら落ち着いてゆっくり探せ」と強く言ってくれる。

恋人からも体調管理の話が主で、仕事の話はしてこない。みんな教育や福祉の仕事をしているからなのか、時間がゆっくり流れていてとても心地良い。

きっとこの感覚が心地良いことからも、この業界に向いてないんだろうなと思う。

 

そういえば、今日は会社と面談があるはずだった。

向こうから連絡すると言っていたのに一向に来ない。退職を引き延ばそうとしているのだろう。もう関係ない。

転職するなら今なんだなと思った次第。休職から転職に移ろう。

 

 

 

 

ブログのデザイン・カテゴリ分けを一新しました

お久しぶりです、(id:sunagimomo)です。

さてブログ見てみよう。そう思った私がページを開くと。。。

↓サイドバーの文字↓

f:id:sunagimomo:20190224113359p:plain

デザインbefore

ん????見にくくないかこれΣ(・□・;)

 

右側(サイドバー)がピンク色の文字なのですが、背景の白と相まってぼやけてしまっている。なんだか全体的に見にくいというか、目が疲れるなあという印象。

ということで変えてみました。

HTMLやCSSはさわりだけならやったことあるよ、位の私ですが、先人たちのおかげでちょっと見やすく変えられたと思います。

 

テーマをシンプルなものに変える

テーマはちょっと可愛いやつ(標準装備)を利用していましたがいかんせん見にくい。わかりにくい。これはデザインを一新してみたらがらっと変わりそう。

そこで導入したのがこちらのデザインテーマ。

www.notitle-weblog.com

Brooklyn - テーマ ストア

シンプルで見やすいし、インストール数が多い。現時点(2019/2/20 0:35)で26829。

作者の方の対応もスマート。これは取るっきゃないな。

 

 

カテゴリ分けを分かりやすく階層化

これまで、カテゴリ分けの仕方もごちゃついて分かりにくく、どれをどこにしまったんだっけ?みたいな状態でした。

そのため、カテゴリの名前を変えて、階層化を行いました。

「趣味 > スポーツ > テニス」 みたいになるアレです。

これ、標準装備かと思ったんですけど、はてなブログには存在しない機能らしく、htmlとかをちょっといじる必要がありました。どうにかならんのかこれ。

やり方は、こちらの方がわかりやすくまとめて下さっています。ありがとうございます。ソースもコピペで一発。感謝しかない。

 

blog.wackwack.net

これでカテゴリーがどう変わったかというと、

f:id:sunagimomo:20190220005143j:plain

▶のところをクリックすると、サブカテゴリーに入れるようになりました。

※ヘッダー部分の黒い帯に関しても、ドロップダウンでサブカテゴリーを表示させたいのですがなぜかうまくいかず・・・やり方探してみます。

 

 

トップページを最新記事から記事一覧にしました

これまではトップページでは最新記事をまず全文表示させていた。でも、それってトップページの意味をなさないような。。。(色々穴ぼこだらけだなあ)

ということでせめて、いろんな記事をつまみ食いというか、断片的にでも見てもらえるように記事一覧ページに変えてみた。

こちらの素晴らしい記事を見てやってみたらすぐでした。ありがとうございます。(もはや猫の手も借りたい状態)

iitaikotoha.hatenablog.com

 

…とまあ色々といじってみたのですが、まだまだ分かりにくい・見にくいところあるかと思います。ゆっくり直していきたいと思います。

このブログは大学生のころから始めていますが、基本的には書く内容は変わらず、AC(アダルトチルドレン)関連や人間関係のことかと思います。たまに趣味の話をしたり、ADHDなどほかの話もしようかと思っています。

今後、カテゴリーも増えたりカテゴリー名が変わったりするかもしれません。けど、今更イケイケ意識高いブログに変えてやる!って気もないので、基本はゆるく気ままにやっていこうかな、といったところ。ゆるくいこう。ゆるく。

 

不注意型の軽いADHD傾向があると分かった話

生まれて初めて心療内科へ行きました。


メンタルクリニックはとってもハードルが高かったですが、電車のパニック発作に心底しんどい思いをしたので腹を括りました。

そこで血液検査、白い紙に一本の木を描くアレ、カウンセリング、一通り受けたあとADHD診断を受けてみますか?」と聞かれた。

ADHD。実は、仕事がうまくいかなくてネットで調べていたところ診断ページがあって、まあまあ当てはまるので「たぶんADHD、本当に調べたら引っかかるだろうなあ」と思ってました。この際人生経験と思って受けてみたので書きます。

 

ADHDとは?

ADHDは、多動性・衝動性・不注意の3つが特徴です。子どもだと、教室のなかを走り回る男の子が分かりやすいですが、女の子は不注意型が多く、特に問題視されず見過ごされてしまいます。子どもの頃は「ちょっと変わっている子」で済んだものが、仕事を始めてから、努力してもどうしようもなく、症状に気づくケースが増えているそう。

大人のADHDについては、詳しくはこちらが分かりやすいです。

adhd.co.jp


ADHDの診断には、DSM5というテストがよく使われます。

・注意欠如傾向(AD)

  1. 人の話をきちんと聞けない
  2. 指示に従えず宿題や業務をうまく進められない
  3. 細かい注意が出来ずケアレスミスをしやすい
  4. 注意を持続することが難しい
  5. 外部からの刺激で注意散漫になりやすい
  6. 課題を計画立てて整理することができない
  7. 継続的に行う作業ができない
  8. 仕事などでやるべき作業を忘れてしまう
  9. 日常生活でも忘れてしまう事柄が多い

これのうち5個「はい」を選んだら傾向が強いです。私は7個で「傾向が非常に高い」結果でした。

 

・多動・衝動傾向(H)

  1. よくしゃべりすぎてしまう
  2. 質問が終わる前に話し始めてしまう
  3. 他の人の会話に割り込んだりする
  4. 手足をソワソワ動かしてしまう
  5. じっとしていられない
  6. 座っていなければならない状況で席を離れることが多い
  7. 走り回ったりして落ち着かない
  8. 静かに何かをするのが困難
  9. 何かを待つのが苦手

これのうち5個以上当てはまると多動傾向は「かなり高い」です。私は4個で通常でした。

 

上記のチェック項目で当てはまる数が多いから、治療が必要かというとそうではなく、

「本人が日常生活を送るうえで困っているか」が非常に重要です。

私の場合

・キャパを超える仕事量

本来の私の仕事は別にあるのですが、会社の昔からの習わしにより電話応対を新人がやることになっています。この電話応対、適当にとればいいわけでなくがっつり細かなマニュアルがあります。

毎日30件くらい、昼休み中も関係なく、ずっと電話を取り続けていました。

交代制とかそういう仕組みはありません。新人は部族の中で一番下っ端なんです。やれと言われたらやるんです。そんな仕事を、ただでさえノルマが尋常でない本来の業務と両立することはかなり困難でした。

ちなみに上司(男性)に相談しても「次の新人が来るまで我慢してよ」と言われるだけでした。何故か電話応対が「女の仕事」化していたことも原因です。

 

・2つ以上の音を同時に聞き分けられない

一対一で話しているときはいいのですが、二人、三人になってくると聞き分けられません。昔からです。音が重なるともう一方の音が無になります。ドライヤーの音とか最強です。音楽を聴きながら勉強とかも向いてません。女性同士の会話も、人数が多くなるとついていけないことが多いです。

 

・通信簿に「注意力がない」と書かれる

小学校のころの通信簿に書かれてました。なにが原因かわかりませんが、おそらくひとつのことにのめり込んで他がまったく見えなくなってしまうのでしょう。過集中という「ゾーンに入る」瞬間が、たまにあるんです。

 

・驚異的な方向音痴

ガチで右も左もわかりません。Googleマップがバグを起こしたら一発で死です。同じ場所には5回行くとようやく人に道を聞かずにたどり着くことができます(Googleマップありで)。

 

・時間の感覚がずれている

学生のころは毎日朝会の最中か後に来る遅刻魔でした。それも寝坊していたわけではなく、きちんと早起きしているのに「気づけば時間が経っていた」という謎現象です。いまだに休日に気が緩むとこんな感じなので自分で自分にハラハラしています。ほかの人の遅刻にはまったく怒らないので許してほしい、なんて言えない。しっかりします。

 

・幼少期、親から叱られるときに意識を他所に飛ばしていた(解離)

私の母親は、度々理不尽なことでお怒りになるヒステリックな人なのですが、幼少期は父親が仕事で家に帰らないことが多く、ワンオペ育児に疲れた母によく怒鳴られていました。

ちょっとやってみてほしいんですが、目を寄り目にすると、物が二重に見える瞬間がありませんか?その瞬間が好きでした。

怒鳴られている最中はその見方をすると「自分がここに居ないみたいだなあ」と安心したんですね。当時まだ幼稚園くらいだったと思います。ちなみにそのおかげか斜視が残り、はちゃめちゃに弱視です。

ぼーっとすることでその場から意識だけを遠のける、言うなれば生きる術。ある意味、不注意型といえばそうかもしれないなあと。

 

・物がよく消える(失くしものが多い)

さっきまで置いていたはずの物がよく消えました。見つかった時には「なんでこんなところにあるの?全然思い出せない…」パターンが多いので、もうイリュージョンの域です。失くしものというか、消えちゃうんですよ。もうこれは仕方ないです。

チェック項目の診断結果を受けて

で、肝心の「困っているかどうか」ですが

めちゃくちゃ困ってます。

ただお医者さんからは「投薬よりも環境の整備をしたほうが合っている」と言われました。お薬には抵抗があったのでほっとしました。

 

ということで今後は自分なりのライフハック、探っていきたいと思います。

例えば、最後の『・物がよく消える(失くしものが多い)』項目の対策としては、「物を極力持たないようにする」といったミニマリズムを目指すか、「持ち物は固定にして、毎日全部を持っていく」と米俵みたいなカバンを背負うかの2択があります。(わたしは後者です。肩こりがひどいです。)

 

ADHDの対策についてはこちらの漫画が分かりやすいです。単行本を手元に置いてます。ここの漫画はADHDに関わらず、うつ、適応障害、ED、依存症…どんなケースにおいても暗くならず明るい気持ちで描かれているので気負わずに読めます。

yuk2.net

自分の脳みその攻略本だと思ってやり合うしかないですね。

ADHDの傾向があります」と言われてもこれまでの人生を振り返ると普通に腑に落ちますし、「どうやってもみんなと劣るのは、私の努力が足りないからじゃなかったのか」とちょっと救われた気持ちになりました。頑張り方の方向性が見えてきたことが救いです。そう考えると、いい機会でした。

 

身体を壊して休職した話

4年制大学を卒業後、会社員をなんとかやってきました。

「うちの会社、ブラック企業か分からんがグレーではあるな」と思いつつ、まだ新卒だし今辞めるわけにはいかないな…と我慢しつつなんとかここまで生存してきました。しかし色々な出来事が起き、会社の黒いところを知り、「この案件が終わったら会社辞めよ」と当初は考えていました。

が、それも束の間、先に身体がダウンして「いやこれ限界だわ今辞めよ」と決意した、という人生の転機話です。

 

と言っても、自分の会社がブラックかどうかの判断はなかなか付きにくい。他人と比べると「そんなん全然ブラックじゃない」「世の中にはもっと厳しい仕事がある」とか言われて「自分は甘えていたのか…」と頑張ってしまうのが大多数だと思う。私もそう思って頑張ってたし。

私の場合は、運良く(?)先に身体を壊して限界を知ることが出来ましたが、私がもっと頑張り屋さんで真面目な人ならきっとこのままだった。

 

私の環境がどんなものだったのかというと、

最近よく拝見している借金玉(id:syakkin_dama)さんのこの記事で、タイプB「完成度が高く儲かっていないブラック企業」に分類される感じの会社です。

syakkin-dama.hatenablog.com

”この手の企業は大体のところ、「かつてはブイブイ言わせていた時期があったが、時代の変化とともに収益構造が現実に即さなくなってきた。でも、ブイブイ言わせていた時の残滓でなんとなく生存はしている」タイプの会社です。大戦末期の日本軍みたいなもので、皆「なんとかしなきゃ」とは思ってるんですが、築き上げたシステムのガワが巨大過ぎて何をどうしていいかわからないという状態にあります。”

『 「ウチやんけ」と思った皆さん、逃げましょう。』とまで書かれてます。

ウチやんけ……。

 ということで特徴を書いていきます。

 

 1.泊まり込みの新人研修で追い込む

まず初めに、お泊り研修があります。なんと入社前にです。卒業式、卒業旅行、たくさんの思い出を残したい時期にぶち込んできます。(今思えば、ここで入社を辞退しても良いタイミングだからなのかとか考えてます)

何をするのかというと、ちょっとぼかしますが、業務とは一切関係無いことであることは確かです。業務とは関係ない内容の共同作業をさせて、8割方否定し、2割方飴を与えながら、深夜までとことん追い詰めるコースです。

何がしたいのかと言うと、「極限状態に追い込むとこいつはどんな対応をするのか」を見るのが目的です。「そんな極限状態に業務で陥ることがあるのか」といった話ですが。

毎年、新人はここで意見が衝突して喧嘩したとか、その後話すこともなく辞めてしまったとか、そんな話を聞きます。会社は何にお金を使っているのでしょうか。虚無。

 

 2.管理職研修はもっと追い込む

新人研修はぬるいものです。普段弱音なんて一切言わない先輩が、この研修の前日ばかりは仕事も手につかず、明日から憂鬱だとしきりに言っていました。

そう、先輩がその翌日から数日泊まり込みで向かったのは、

滝です。

「仕事の効率上がりますか?風邪引いて進捗に影響出たら誰の責任ですか?」という素朴な疑問が沸き上がるところですが、この研修、社員にすら表だって「滝に打たれる」とは公表しません。皆、風の噂で知ることとなります。

後日、研修を終えた社員が「生まれ変わった気持ちでこれからも頑張ります!」とお礼のメッセージを残します。

ここはアフリカの山奥にある部族ですか?いいえ、日本です。

ちなみに会社の上の人曰く「周りの人に感謝の心を持つため」に行うのだそうです。キマっています。

 

調べると「ブラック研修」が国会で取り上げられ、新聞にも載ったとか。

news.careerconnection.jp

自衛隊体験入隊させる会社もあるそうで、うちだけじゃなく案外ポピュラーなんですね。ちなみに私の父親も2週間軍隊のようなブラック研修を受けて「つらかったが、あれには意味があった」とか言ってキマって帰ってきましたが、人間、防衛本能なのか、理不尽な出来事には何かしらの意味を見出そうとするのかもしれません。きっと先輩もご家庭でそう言っておられるでしょう。

日本の生産性が上がらない云々の前に人権問題としてどうなのか。虚無。

 

3.過剰なノルマ、休日の社内イベント

ノルマが一番きついと有名な部署に入ったこともあり、新人でも関係なく、明らかに残業しても達成できない量のノルマを常に課されていました。まあどうやっても無理なので、「すみません進捗だめです」は常に言ってました。

新人が出来ないのは当たり前。それはわかりますが、出来ない量を課す側の問題はどうなんでしょうか。でもそれを周りが言ってられないほどの炎上案件に突っ込まれる訳ですから、四の五の言わず働くしかありませんでした。周りも自分のノルマで手一杯で、新人の質問に逐一答えたり、教えたりする余裕もありません。

「すみません進捗だめです」「しょうがねえな、じゃあ先輩の○○に頼むから」「え、俺ですか!?」「すみません…」「……(嫌そうな顔)」明らかに足手まといな状況でした。後から「私の担当分でしたのにすみません、ありがとうございます」と言っても無反応。

初めこそ、「このままではまずい、もっと頑張らないと」と思ってましたが、すぐに限界が来ます。人間弱いです。

 

せめて土日はゆっくりしたい。

そこにぶち込まれるのが社内イベント(新人は強制)です。

飲み会、社員旅行の宴会芸、昭和の残り香がするものはすべてそこに詰め込まれていました。

残されたわずかな休日は体を休めるので精一杯で、恋人と会ってもめちゃくちゃ眠いし、家事もおろそかになりがちで、コンビニ弁当でとりあえず飢えを凌ぐことしか出来ませんでした。

 

4.人間関係の詰み

「じゃあ部署を変えれば良いのでは?」という発想ですが、課を跨いだ女性社員の新人いじめによって打ち砕かれます。

やることは中学生の女子が部活で行うあれとなんら変わらないです。「あの人、気が回らない」とか。そういうことを、私に聞こえるように、輪になって言うのです。

とりあえずアラサーの大人がするものではないな、と相手にしていませんでしたが、次第と参っている自分がいました。

ハブられることは高校のいじめ以来でしたが、当時と違うのは「あと3年したら解放される」という終わりが見えていたが、今はそうではないということ。「これ下手したら何十年も続くのか?」と思うと、とても今の会社に居続けられる自信が無くなりました。というか、シンプルに「一緒に働きたくねえな」という気持ちでした。

次の新人もきっと同じ目に遭うのだろう。私が本当は守るべきなのかもしれない。それだけちょっと心残りというか心配だけれど、かといって私が仕事を続ける理由にはならないな。

 

そんな環境下でも騙し騙しやってきましたが、ついに身体をぶっ壊し、電車に乗るとパニックに陥りました。

ここでようやく、うん、辞めよう。と決意できました。

 

 

そしてこれからの話

次はどうしたいのか、転職先は決まっているのかというと、まったくの白紙です。

「転職先を決めてから退職すべき」論はごもっともです。出来ることならそうしています。ですが実際にブラック企業に居ると転職活動をする暇なんてないと思います。時間的にも、精神的にも。

次が決まってなくても、ブラックな状況からは抜け出すのが先決だと思います。抜け出して、周りを見ると、ほかの道が見えてきます。それから探すのでも全然いいんじゃないかと。

books.rakuten.co.jp

この本で「分かれ道」の話が出てきますが、私もがむしゃらにノルマにかじりついている時にはほかの道なんて見えてませんでした。

でもある日突然、電車に乗るとパニックになった。毎日涙が止まらなくて、食欲も無く、眠れず、ただただ生きるので精一杯な日々が訪れました。

人間、思ったより弱い。「自分は大丈夫だろ」と思ってたらいつの間にか大変になってるもんです。

 

転職についてはそりゃ怖いですが、この会社に居続けるよりはマシだな、と思ってやるしかありません。人生、何かあるかわかんないですね。

 

でも不思議なことに人生に絶望してはないです。

それも一度休職して、「こういう時に連絡をくれる友達がいる」「恋人はあえていつもと変わらず一緒にゲームをしてくれる」「昼に外に出ることはほとんどなかったけど、こんなに太陽ってあたたかいんだな」と世界の広さ、言うなれば「分かれ道」が見えたからです。

ブラックな環境でサバイバルしている方は、先のことを考えるよりも今の状況を抜け出せば、見えてくるものが広がるかもしれません。

この先どうなるか分からないですが、人生はどうやっても終わるので、それまでなんとかやっていこうと思います。